白衣について

2021年11月15日 03:26

最近、ずっと白衣を着て仕事をしています。

理容師がユニフォームとして白衣を着るのは、私が子どもの頃は普通のことで、実際、ウチの両親も白衣を着ていました。
ですが、私の修業時代は、なんとなくお洒落じゃないってイメージで、白いカッターシャツに黒いスラックスとか、色々なデザインのユニフォームを着ていましたね。(DCブランド全盛でしたから・・・)
また、小さなお子さんが来られた時など、お医者さんと勘違いして大泣きするとか、どうしても白衣ってマイナスのイメージが強かったわけです。

自分でお店をやり始めてからも、柄物のシャツを着たり、夏場はお店のロゴ入りのTシャツを着ていたりしました。
又、長い間いろんなタイプのエプロンを着けてきました。

まあ、意味合いとしては自分の服に切った髪の毛が付かないようにとか、シャンプーや薬が散っても直ぐに換えられるようにって事だったんですけど、その中で、いつも気になってたこと、それは・・・

【結局、白衣が一番仕事し易いんじゃないか説】です(笑)

何故かというと、鏡に映ったお客様の髪型を観るときに背景になるのは私の胸の辺りだからです。
この背景が柄物の服だったり縞模様だったりすると、細かなフォルムが非常に掴み辛いのです。

それだけなら白いシャツを着てれば良いんですけど、どうせなら初心に返って白衣を着ようと思ったんですね~
これが、やはり大正解!!
気分も引き締まり、お客様にも好評です。

ちなみに、この写真の白衣はケーシータイプと言いまして、往年の海外ドラマ【ベン ケーシー】が着ていたモノです。
(ワタクシの生まれる前の作品ですから、最初はずっとKCタイプなのだと勘違いしていましたが、正しくは Caseyタイプなのですね!)
見たことは無いんですが、このドラマ、天才脳神経外科医の話って事なんですけど、Wikiによると「ケーシー型の白衣は、中世の理容師の制服が起源といわれている。」だそうです。

こっちが先なんかいっ!!

ってことで、白衣について、つれづれ話でした。。。

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